口が開かない、口を開くと音がする、顎が痛いなどが主な症状ですが、めまい、不眠、首のこり、肩のこり、腰痛、手のしびれ、耳や目の症状などが見られることがあります。
治療としては、スプリント療法(口の中に特製の装置を入れる)、投薬、心理面でのストレス排除、噛み合わせの調整、外科的治療、顎にとって悪い姿勢を治すなどがあります。
何分、全身症状のある大変複雑で難しい病気のため、首の骨や、背骨のわずかなズレなど、全身の整復調整を必要とする場合も少なくありません。
また、一時的に治ったと思っても、後に再発する場合もあり、慎重かつ長期的な経過観察を必要とするケースも多く見られます。