会の紹介

会長挨拶

この度、一般社団法人豊田加茂歯科医師会の会長に就任いたしました、田代和久と申します。

私どもの歯科医師会は設立100年という長い歴史と伝統に加え、現在197名の会員が所属する県下でも有数の規模を誇る歯科医師会でございます。

今や全国的な広がりを見せている「8020運動」も昭和60年に実施された豊田市老人保健調査がそのルーツとなっており、豊田市は「8020運動発祥の地」と位置付けられております。

偉大なる先輩たちが築いてこられたこの伝統を継承しつつ、更なる発展を目指していくため、努力していく所存でございます。口腔の働きは、人間が生きていくうえで最も基本的で重要な「食べる」ことや、人生をより豊かで楽しいものにしてくれる「話す」ことに欠かすことはできません。

つまり私たち歯科医師が携わっている歯科医療は「人間がより豊かに生きていく力を支える医療」なのです。

私たち豊田加茂歯科医師会は口腔の健康を通じて地域の皆様が健康で豊かに暮らせる社会作りを目指してまいります。何卒、よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人豊田加茂歯科医師会の沿革

(一社)豊田加茂歯科医師会は、大正9年、愛知県歯科医師会東西加茂支部として 産声をあげました。当時会員数、8名からのスタートでした。

その後、昭和37年に豊田市歯科医師会、昭和52年には、豊田加茂歯科医師会となり、平成5年4月より「社団法人」豊田加茂歯科医師会として、そして平成25年4月1日より「一般社団法人」豊田加茂歯科医師会として現在に至っております。

また、平成8年10月10日には豊田市西山町に、その活動の拠点として待望の歯科医師会館が建設されました。現在、豊田市・みよし市に会員190名以上を擁し、県下有数の歯科医師会として発展をしてまいりました。

(一社)豊田加茂歯科医師会は、
1. 一般社団法人として、公衆衛生活動を中心として地域社会への貢献
2. 学術団体として、日進月歩の歯科医学・歯科診療に対する日々の研鑽
3. 歯科医師会会員として、会員相互の親睦・関係団体との交流
以上の3つを柱に活動を行っております。

8020発祥の地

80歳になっても20本以上の歯を保ち、豊かな食生活を楽しみ、豊かな健康生活を!

この8020運動はここ豊田市が発祥の地です。現在では、豊田市・みよし市合わせて毎年180名以上の方が達成されています。

また長年にわたる調査研究より8020達成には6歳臼歯の保護・育成が重要な鍵を握ることが解明されてきました。

そこで新たなステップとして「かかりつけ歯科医」のもと3年間全ての6歳臼歯を守ることの出来た小学生を表彰するといった「チャレンジ8020」(6歳臼歯保護育成事業)を行っていました。

今後も我々歯科医師会は妊産婦歯科健診、乳幼児歯科健診、成人歯科健診、6歳臼歯保護育成事業を通じて、8020達成を目標として、ライフステージの様々な場所で、地域の皆様の歯と口の健康を守るべく日々の研鑽に勤めて参ります。