豊田市・みよし市の歯科医師会

FMとよた ラジオ・ラブィート

シーズンズダイアリーVol 111

 

2015/10 

子どものフッ素塗布について教えて下さい。

 

豊田市の集団健診で虫歯予防のフッ素塗布をしました。

先日、初めての歯医者さんでも最後にフッ素を塗ってもらいました。

この、フッ素って何ですか?

定期的にも塗った方が良いのですか?

フッ素についていろいろ教えて欲しいです。

 

 

 

皆さんは「むし歯予防のためのフッ素」についてはどこかで聞いたことがあると思います。保健所などの集団健診で幼児がフッ素を歯に塗ってもらう(フッ化物歯面塗布)とか、地域によっては保育園や幼稚園、または小中学校でフッ素の水溶液でぶくぶくうがい(フッ化物洗口)をしているとか、外国では水道水のフッ素濃度を調節している(水道水フロリデーション、水道水フッ化物濃度調整)なども耳にしたことがあるかもしれません。身近には最近の日本の歯磨剤のほとんどにフッ素が入っている(フッ化物配合歯磨剤)のをご存知の方も少なくないと思います。

 

では、実際にフッ素にはどういう効果があるかというと、

1.初期虫歯を治す 

フッ素塗布を行うことによって再石灰化が促進され初期の虫歯に多くのミネラルが吸収されて初期虫歯が治っていきます。

 

2.歯を強くする 

フッ素塗布は歯の溶け出した成分を戻す再石灰化の時に、表面のエナメル質の成分と結びついてフルオロアパタイトという硬い構造になり、歯を強化します。

 

3.虫歯菌の活動を抑える 

虫歯は虫歯菌の出した酸によって歯を溶かしていきます。フッ素塗布を行うと虫歯菌の活動が抑えられることによって、酸の量を減らし、歯が溶かされないようにして虫歯予防を行います。

 

フッ素塗布の年齢と期間 

乳歯は永久歯と違い歯も溶けやすく、虫歯の進行も早いので萌出し始めたら早めに行った方がいいと思います。生えたての永久歯も歯の表面が弱く、歯の溝も深いために虫歯になる確率が最も高い時期です。そのため永久歯が生えてから数年はフッ素塗布を行うと良いでしょう。

期間は年数回の歯科健診時に塗ってもらう、あとはフッ素入りの歯磨き粉や、家庭用のフッ素ジェルなどにて日常的にケアできるとなお良いでしょう。

 

 

 

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