豊田市・みよし市の歯科医師会

FMとよた ラジオ・ラブィート

シーズンズダイアリーVol 64

 

2011/8 

 

 Q.

上あごに永久歯が生えてきたが、真中に隙間があります。

どうしたらいいでしょうか ?

 

年長さんから小1にかけて前歯が生え換わってくる時期ですが真中に隙間があく主な原因は・・・

 

 1.埋伏歯(まいふくし) 

これは、歯肉の中に歯が埋まっているもので、この埋もれた歯が歯と歯の間にあり隙間ができます。この埋伏歯はいらない歯(これを過剰歯といいます)の場合が多いのです。治療法としては、この埋伏歯を取らなければなりません。その後、簡単な矯正が必要となる場合もあるでしょう。

 

 2.上唇小帯の異常

これは上唇を上にめくってみて下さい。ちょうど真ん中に、上唇と歯肉をつないでいるひものようなものが見えるでしょう。これを上唇小帯といっています。この小帯が、歯と歯の間近くまで伸びていると、真中に隙間を作ることになります。この場合は小帯を切って短くしなければなりませんが子供さんが大きくなるに従って短くなることもあるので、どうするかはかかりつけの先生とよく相談してください。

 

 3.歯の交換期が原因となる場合

これは、乳歯から永久歯に生え変わる時に、いつまでも抜けるべき乳歯が残っていると、永久歯が正しい場所に生えることが出来なくて、隙間があいてしまうことがあります。

 

 4.先天的に歯が足りない

いうまでもなく、先天的に歯の本数が足らない場合。また歯を抜いてしまった時も隙間が出来ます。このケースは矯正が必要となることが多いです。

 

 5.悪いくせ

例えば爪を咬むくせ、くちびるを咬む癖などでも、真ん中が空いたりします。

 

 6.最後にこのケースが大変多いのですが、生理的な隙間です

中切歯(真ん中の歯)が生える時はピッタリ、左右が同時にくっついて生えることは少ないのです。

生えかけのときは、多少隙間がありますが、横の歯が生えてくると知らぬ間に自然にくっついて閉じることがほとんどです。

前歯の隙間は気になりますが子供さんの年齢、程度によっても治療内容が違ってきますのでかかりつけの先生とよくご相談ください。

 

豊田加茂歯科医師会でした。


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